庭仕事の記録と不定期日記(2002年)
4月29日(月)
コンラッドの蕾が膨らんでピンクに色づいています。
三連休はいくらか庭仕事ができました。冬に水涸れで枯らしてしまったゴールドクレストを抜いて処分したり、薔薇のバレリーナのコンテナにトレリス(古いものの再利用)を立てたり。木酢液、ニームオイル、キトサンの混合液も散布しました。昨シーズン使っていた蓄圧式の噴霧器は壊れてしまったので、電池式4リットルの噴霧器を下ろして使いました。木酢100倍、ニームオイル300倍、キトサン1000倍にダインを数滴たらして、ゾウムシ被害がひどいプロスペリティから順次散布します。ニームオイルは昨シーズンの残りですが、冬の間に水分(揮
発成分?)が飛んでかなり濃縮されていたようで、前回散布した後薬害が出てしまいました。そこで今回はあらかじめテキーラ(メキシコ土産の貰い物、でも飲まない)を容器に足して適度に薄めておき、それを300倍しました。4リットル容器で3杯撒いた後、ニームオイル抜きのものを1杯、ウドンコが出ているマサ
キやツバキなど樹木に掛け、最後に水を入れて雨のかかりにくい場所のセレスティアルとハンショウヅルに霧雨のように掛けました。
右の写真はチューリップ・アンジェリケ。日当たりの悪い場所に植えっぱなしにしてしまいましたが、健気にも咲いてくれました。左もチューリップです。もう4年くらいカリンの横の同じ場所に一輪だけ咲きます。濃いサーモンピンクに白い絵の具を流したような微妙な模様。こちらも健気です。
4月24日(水)
クレマチス・マクロペタラが満開です。菊咲きハンショウヅルとも言うように独特の細い花弁は菊の様でハンショウヅルのようにうつむき加減に咲いています。この薄紫がかった水色は、言葉ではうまく表現できないほどに美しくて、朝な夕なに眺めてはニヤニヤしています。道路とのフェンスに絡ませてあるので、近所の皆さんには薄気味悪いと思われているかも(笑)。
4月22日(月)
次男の家庭訪問でした。先週の授業参観で感じたことを話したところ、「あれでも随分いい方なんです。3、4年前からガクッとひどくなっていて、今のクラスはよっぽどちゃんとしている方です。」「お家で最低限のことをしつけてくれればどれだけ助かるか。ちょっと前までは常識だったことが、常識として通らなくなってしまっているんですね。」「でも愚痴っても始まらないから、毎日、さあ頑張るぞ、って気合い入れてやっています。」と言われました。元気いっぱいの先生、3人の子供を持つ働く母です。末っ子はまだ1歳前で、育休も1年取らずに4月から職場復帰したとのこと。私としては協力・応援を惜しまずにやっていこうと思います。
4月19日(金)
次男(小1)の初めての授業参観に行き、6年前の長男の時とあまりにも様子が違うのに驚きました。先生の話を聞かずに周囲の子と喋ったりふざけたり、は、まだいい方で、平然と立って歩き回る子がいます。先生が大声で注意しても聞かず、そばまで行って席に連れ戻さなくてはなりません。かと思うと「ママー、ママー」と母親の方へ行きたくて泣きじゃくる子。更に驚いたのは、自分の子が目の前で騒いだり立ち歩いているのに、親が注意もせず叱ることもせずニコニコと見ていることでした。母親が抱いていた2歳くらいの弟を授業中に自分の席へ抱えて行く女の子もいました。それを許す母親に、「それって良いこと?悪いこと?」とよっぽど言ってやろうかと思いました。
6年前は子供達が少し緊張しているな、という印象で、勿論全員がおとなしく席についていました。今回子供も親も幼稚化している、それぞれが傍若無人になっている、と感じました。一方できちんと先生の話を聞こうとしている子供達は、結果的に待たされ、放っておかれるわけです。一刻も早く少人数学級にして先生の目が全部の子供達に行き届くようにするのと同時に、親の教育も是非必要じゃないのかな、と強く思いました。
4月18日(木)
6年前に庭を持って間もなく、友達が自分の庭から草花や苗木を数種類持ってきてくれました。その中にひこばえのボケが2本。鉛筆よりも細くて高さは
ほんの15㎝足らずでした。庭の片隅に植えて一本は程なく姿を消し、もう一本は根付いて次第に大きくなり、高さ80センチくらいまでになりました。しかし2年待っても3年待っても全く花が咲きません。とうとう一昨年の秋に「来春掘り起こしてどこかに里子に出そう。」と決めて30㎝まで切りつめたら、翌春つまり昨年の春に花を咲かせました。ほんの3、4輪でしたが、それは私が抱いていたボケのイメージとは違う真っ白な美しい花でした。
そして今年は10数輪の花が咲きました(写真)。直径4㎝くらいの白薔薇を思わせる花は、「どう、私を抜かなくてよかったでしょう?」と微笑んでいるようです。
4月16日(火)
庭は一気に花盛り。花カイドウ(左の写真)とミツバツツジ(右の写真)が競うように咲き誇っています。今日は雨との予報ですが、折角の花盛りに勿体ない・・・。せめて風は吹かないで欲しいです。
今週の家庭訪問、「みんなの部屋を見せて貰います」とプリントに書かれていました。全然気が付かずにいたのですが、同級生のお母さんと話していて分かりました。が
~~~ん。子供部屋は二階の一番奥にあるので、そこまで通すとなると、子供部屋のみならず階段も廊下も片付けなくてはなりません。廊下には部屋の模様替え中の長女が荷物を山積みに広げています。長男の話ではかなりの友達が週末に必死で掃除をしたとのこと。
「子供部屋って特にないですう。勉強は居間で広げてやってまーす。」と突っぱねちゃおうかと、トウチャンと話してもいますが、なんでこんなことで言い訳をしなくちゃいけないのか、情けないやら腹が立つやら(日本むかしばなし調)。言い訳を考えている間に片付けた方が早いという意見もあって目下対策を検討中です。まったくえらく熱心な先生に当たったものです(泣き笑い)。
4月15日(月)
夕方帰宅して家に入る前に10分間だけ、カメラ片手に庭を見回りました。花壇に適当に植えられてしまったパンジー達もそれぞれの場所で根を張り始めたようで、ぽつ
ぽつと花を咲かせています。
薔薇やクレマチスにもどんどん蕾が見えてきました。デュセスドブラバン、オフェリア、フェリシア、ルイーズオディエ、そしてコンラッドフェルディナンドマイヤー(左の写真)。蕾の大きさから見て、今年もトップバッターはコンラッドかな?ビックリしたのはクレマチス・マクロペタラ。鈴なりの蕾がもうこんなに膨らんでいます♪(右の写真)
4月14日(日)
今週家庭訪問があるので終日家の掃除をしました。2月末に掃除大臣のトウチャンが体調を崩して以来、乱雑さを増す一方の我が家でしたが、今日はその掃除大臣が大車輪で頑張ってくれました。さしあたって玄関と居間だけは見られるようになり、やれやれ。
夕方少しの時間を見つけて、北側フェンス際のマサキを剪定しました。洗面所とトイレの窓の前にある目隠し樹ですが、庇の上まで伸びて室内がすっかり暗くなっていました。背丈を詰めて(後で切りすぎと怒られた)通路に張り出した枝を切ってすっきりさっぱり。それからハーブのコーナーに120㎝高のオベリスクを立てて、地面を這っているブラックベリーを誘引しました。
晩は次男が学校に持っていく歯磨きコップや給食エプロンを入れる袋類を縫いました。ついでに大きめの弁当袋も、などど4枚も作っていたら、夜中の1時を過ぎてしまいました。明日は眠いぞ・・・。
4月8日(月)
久し振りに薔薇仲間でランチオフ会をしました。集合場所のイタリア料理店でパスタ(予想外に大盛り)を食べながら、庭の話、薔薇の話が弾みました。食事の後はそばの園芸店へ。各自欲しいものをいくつか見つけてお買い物しました。4月初めとは思えない暑さ(25℃くらい)で、園芸店の温室の中では汗が滲みましたが、お喋りと買い物ですっかりストレス発散。楽しいひとときでした。
4月5日(金)
今日からいよいよ弁当作りの日々です。次男も一週間は給食が無いので弁当持ちです。大したおかずじゃなくても「わあ、おいしそう!」と喜ぶ次男と、「少しの種類で一品の量を多くするんじゃなくて、色々入れて欲しいんだなあ。」と注文を付ける長女。キノコの肉炒め(これは手作り)、焼き鳥、ソー
セージ、キュウリ、ミニトマト、パセリ(自家製)。初日だし頑張ってこれだけ入れたのに、こんなことを言うなんて!「弁当作りに命を懸けてる親もいるんだから、そーゆー家の弁当と比べるなよな!」「ご飯の上にどんと鮭の切り身一つってことだってあり得るぞ!」と言ったら苦笑いの長女でした。
仕事で出かけた帰りの夕方、カタクリで有名な某寺の前を通りかかりました。昨年は5月1日に来てカタ
クリではなくエンレイソウが咲いていたお寺です。今年こそは、と思っていたわけでも無かったのですが、ちょうどぴったり最高の時期に当たりました。平日にも関わらず駐車場も8割くらいは埋まり、遠くからも見に来ている人が少なくないようです。斜面の林の中では微かに紫色を帯びたピンク色の花が控えめな華やかさで咲き誇っていました。
4月4日(木)
長女と次男の入学式が今日に重なり、トウチャンが長女を、私が次男を担当することになりました。一張羅を着て「うわあ、かっこいい!」とほめられ嬉し恥ずかしの次男と、手をつないで小学校へ向かいました。両親揃っての出席が少なくなく、体育館での集合写真では人数で親の方が子供の1.5倍くらい。ボリュームだと3倍くらいの印象でした。先生もほとんどの保護者も若い!このクラスに来るときはせいぜい若作りしなくてはね。
4月3日(水)
卒業式、卒園式に追われた3月も終わり、4月は入学式や家庭訪問で追われる予定です。今日は長男の入学式。8時20分に家を出て5分歩いたところで、「忘れ物はないね。上履きあるね?」・・・「あ、上履き忘れた!」すぐ走って取りに戻る長男。ま、大したことではないですが、まだまだ気は抜けません(笑)。
中学校の玄関に張り出されたクラスを確認し、子供は教室へ親は控え室へ。あとは体育館で入学式、教室に戻って先生のお話と役員選び、また体育館で記念写真の撮影。待ち時間が長くて終わったのは12時を過ぎていました。ああ、お腹が空いた!